RINGOMUSUMEと青森名物スポット
アートと縄文と伝統
青森の魅力と出会う旅
青森県を拠点にするダンス&ボーカルユニット「RINGOMUSUME」。
青森の魅力を全国に発信し、地元を元気にするため活動している。
今号では、フォトジェニック・スポットが多い十和田・八戸へ。
冬旅で堪能する現代と縄文の美
旅に出ると、旅行先にある美術館や博物館を訪れてみたくなる。青森県十和田市ならば「十和田市現代美術館」というふうに。ここでは奈良美智など世界で活躍するアーティストによる常設展示作品を鑑賞できるほか、美術館のある官庁街通りや向かいの「アート広場」にも作品が点在し、街なかアートも楽しめる。しかも、作品と共に記念撮影も可能なフォトジェニック・スポットとなっている。 八戸市では「是川縄文館」も見逃せない。世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」のひとつ、史跡「是川石器時代遺跡」や隣接する風張遺跡からの出土品が展示されており、精巧な土器や漆器を見ることができる。国宝「合掌土偶」や「頬杖土偶」といったポーズを取る土偶もあり、縄文アートの芸術性の高さに驚嘆させられる。その後は、全国にファンを持つ老舗酒蔵「八戸酒造」まで足を伸ばすのもお勧め。
撮影:小山田邦哉
縄文の美を愛でる
八戸市埋蔵文化財センター
是川縄文館
是川石器時代遺跡や風張遺跡から出土した土偶や漆器などを展示。縄文人の芸術性の高さが感じられる。是川遺跡発掘100周年を迎え、企画展「是川遺跡の注口土器」も開催中。
- ○青森県八戸市大字是川字横山1
- ○TEL 0178-38-9511
- ○開館時間/9:00〜17:00(最終入館16:30)
- ○休館日/月曜(第1月曜、祝日・振替休日の場合は開館)、祝日・振替休日の翌日、年末年始
- ○入館料/一般250円、高校・大学生150円、小・中学生50円
- ※企画展「是川遺跡の注口土器」は2021年3月21日まで開催
青森の地酒を味わう
八戸酒造
フレッシュとフルーティをキーワードに酒造りを行う酒蔵。香りが華やかな「陸む奥つ八はっ仙せんピンクラベル」は飲みやすいことから女性にも好評。酒蔵見学では、歴史的価値のある建造物を間近で見られるほか、試飲も楽しめる。
- ○青森県八戸市大字湊町字本町9
- ○TEL 0178-33-1171
- ○営業時間/10:00〜16:00
- ○休館日/冬期は日曜、夏期は土・日曜
- ※詳細はHPを確認
- ○酒蔵見学時間/10:00・11:00・12:00・13:00・14:00・15:00 ※予約優先
- ○酒蔵見学料金/見学のみは無料
※試飲料は1名500円(3種) - ○https://mutsu8000.com/
街なかアートも楽しむ
十和田市現代美術館
十和田の街を美術館にするプロジェクト“Arts Towada”10周年を記念した「インター+プレイ」展を開催中。いまでは冬の風物詩となった「アーツ・トワダ・ウィンターイルミネーション」で街なかアートも満喫したい。
- ○青森県十和田市西二番町10-9
- ○TEL 0176-20-1127
- ○開館時間/9:00〜17:00(最終入館16:30)
- ○休館日/月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
- ○入館料/一般1,200円、高校生以下無料
- ※Arts Towada 十周年記念「インター+プレイ」展 第1期は2021年8月29日まで開催