メルセデスベンツで奥入瀬へ
早春の渓流で「お苔見さんぽ」
冬の眠りから目覚めた奥入瀬渓流への春ドライブ。
「奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート」に宿泊し、
春ならではのプロフラムで季節を体感しよう。

ミクロの世界を堪能するアクティビティ
十和田湖から流れ出る奥入瀬川。その流出口の子ノ口から焼山までの約14キロが奥入瀬渓流だ。十和田八幡平国立公園に属し、1年を通して魅力ある自然風景を見せてくれる、青森県を代表する景勝地である。その奥入瀬渓流と並行する国道102号を宿泊先である「奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート」に向かってメルセデス・ベンツ「GLS450 d 4MATIC」を走らせる。渓流沿いの木々はまだ淡い緑色だが、芽吹きの時期の力強さを感じる。ウインドウを下げると、春の香りを含んだ冷たい風が車内に吹き込んできた。
同車はメルセデス・ベンツらしい存在感あふれるダイナミックなSUV。長距離ドライブも快適で、風景を存分楽しむ余裕すら持てる。

奥入瀬渓流ホテルは、渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル。「渓流スローライフ」をコンセプトとし、1年を通して自然を満喫しながら滞在できる。四季に応じたアクティビティも用意され、2025年5月31日(土)までは「春のお苔見」が行われている。
奥入瀬渓流には、日本で約1800種類ある苔のうち約300種類が生息し、日本蘚苔(せんたい)類学会の「日本の貴重なコケの森」に選定されている。そのため、奥入瀬渓流は苔の観察スポットとして注目を集めているという。
奥入瀬渓流に生息する苔の多くは、春になると苔が胞子を飛ばす器官・胞子体「苔の花」を咲かせる。花の形はさまざまで、お花見ならぬ「お苔見」が楽しめるほどという。

苔の世界への案内役は、ホテルの「渓流-BASE」に常駐するネイチャーガイド「渓流コンシェルジュ」が行ってくれる。「苔の花ディスカバリー」では、本物の苔を使った「苔アートウォール」や50倍に拡大した苔の模型で生態を説明。「お苔見さんぽ」では、実際に渓流沿いの散策道を歩き、お勧めのスポットで観察を行う。岩肌の苔にルーペを近づけると、その先にミクロの世界が広がり、多様な苔の花が見られ、渓流や滝とは異なる美しさに魅了される。渓流コンシェルジュは「秋の苔も違った見応えがある」と聞き、また来てみようと思った。メルセデス・ベンツに乗って。
実物の約50倍!
巨大な苔の花オブジェで生態を学ぶ「苔の花ディスカバリー」

ルーペを使わなければ、細かいデザインの違いや、仕組みを知ることが難しい「苔の花」。「苔の花ディスカバリー」では、奥入瀬渓流の自然をこよなく愛する「渓流コンシェルジュ」が実物の約50倍の大きさの「苔の花オブジェ」を用意して解説してくれる。形の秘密や、生態のおもしろさなど知的好奇心をくすぐる内容ばかり。参加することで、「お苔見さんぽ」をさらに楽しむことができる。
■ 時間/16:00〜16:30
■ 場所/西館2階 渓流-BASE
■ 料金/無料

「渓流-BASE」の入口にある「苔アートウォール」。本物の苔を用いて、奥入瀬渓流の地形を描いている。
さまざまなデザインの苔の花をじっくりと愛でる「お苔見さんぽ」

奥入瀬渓流の苔を熟知した「渓流コンシェルジュ」が、苔の花が見られるスポットに案内。丸く可愛らしいデザインの「タマゴケ」など、「苔の花」の形は種類によってさまざま。春の限られた期間にしか見られない苔の花を、ルーペでじっくり観察できる。
■ 期間/2025年3月17日(月)〜5月31日(土)
■ 時間/10:00〜12:00
■ 対象/4歳以上、宿泊者のみ
■ 料金/1名3,850円 ※プログラム内容により異なる
■ 申込/1週間前までに要予約
※荒天時は中止になる場合があります

「お苔見パーフェクトセット」で苔の花の世界を楽しむ

「お苔見さんぽ」の参加者限定で、「苔の花」を観察し、かわいらしさを楽しめる「お苔見パーフェクトセット」を貸し出している。セットには、倍率が異なる数種類のレンズが付いたルーペ、スマートフォンに装備できるマイクロレンズ、6〜18倍に倍率を変えられるオリジナルスコープなど、さまざまなグッズが。
岡本太郎作の大暖炉「森の神話」

ロビーに設置された岡本太郎作の大暖炉「森の神話」は、「奥入瀬渓流ホテル」の象徴的存在。鳥やきのこ、森の妖精が暮らしている様子を表現し、森の生命力も感じさせる作品である。窓の外の風景ともに鑑賞できる作品といわれ、春から夏にかけての森の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と季節によって、それぞれ魅力ある姿を見せてくれる。
【予約申込・問い合わせ先】
奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート
青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
TEL 050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
宿泊料金/1名25,100円〜(2名1室利用時1名あたり、税込、夕朝食付き)
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/
■撮影協力
株式会社ヤナセ 札幌東北営業本部
https://www.yanase.co.jp