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やっぱり気になる久慈のカフェ

いま、北三陸・久慈のカフェシーンが熱い。
珈琲豆にこだわった専門店、山間の古民家カフェなど、
この数年間で、個性的な店が次々とオープン。
人気ドラマのモデルとなった老舗喫茶店もあり、
カフェの新エリア・久慈から目が離せない!

■新型コロナ感染症対策をとって取材・撮影を行っております。撮影時のみマスクを外しております。ご了承ください。

■No.01
NANAMARUNI COFFEE

久慈に新風を吹き込むカフェ

コーヒーから始まるまちおこし

 「NANAMARUNI COFFEE」は、代表の嵯峨恒弘さんが「カフェの力で久慈を元気にしたい」と3年前に開いた店である。
 目指すカフェは「久慈っぽくない、東京に負けないカフェ」だ。アンティークのインテリア、小久慈焼のオリジナルカップ、洒落たスイーツなど、カフェという空間を作り上げるためのこだわりが感じられる。
 しかし、コーヒーは「こだわりすぎないこだわり」を持っているという。「好みは人それぞれ。自分の好みをおしつけたくないのです」と笑う。コーヒーは、フルーティなものからコクを追求したものまで4種類。そのほか、月替りのスペシャリティがある。

コーヒー豆の品種によってドリッパーを変えて淹れる。
定番は、飲みやすい「702ブレンド(360円)」など4種類。カップは200年の歴史を持つ小久慈焼を使用。
レトロな銀色の食器で提供される「702プリン(450円・数量限定)」。昔ながらの固めの食感で、甘みを抑えた濃厚なカスタードと苦味が程よい自家製カラメルのバランスが良い。
アンティークの家具、壁に飾られたドライフラワーなど、店内のインテリアにもこだわりが感じられる。広くゆったりとした空間のため「一人でも入りやすい」と好評だ。
「702ブレンド」など4種類のドリップバッグをセットに(1箱700円)。自家焙煎のコーヒー豆も販売している。
「NANAMARUNI COFFEE」は、コーヒーを通して、地域の人々がつながる場でもある。その想いはカフェ経営にとどまらず、久慈初のコーヒーフェスティバルの開催など、多方面に広がっている。
  • ■Shop Data
  • ■岩手県久慈市二十八日町2-21
  • ■TEL 0194-66-7655
  • ■営業時間/10:00〜20:00
  • ■定休日/火曜
  • http://nanamaruni-coffee.com

■No.02
HIBIKI SHOKUDO

短角牛の旨味を噛み締める

心もおなかも満たす人気ステーキ丼

 地元で育てられた安心で新鮮な食材を使った料理を提供したい。この想いはどの料理にも表れており、味わうごとに心がホッとする。
 ランチタイムの人気メニューは、久慈市山形村短角牛を使った「短角牛のランプステーキプレート」。赤身肉の表面を軽く焼いたあと、余熱で火を通すため柔らかく、噛むたびに口の中に旨味が広がっていく。ガーリックとタマネギのソースとの相性も抜群だ。

洒落た店内と座り心地のよいテーブルと椅子。ゆったりとした気持ちで料理ができあがるのを待つ。
小久慈焼きの器で提供される「短角牛のランプステーキプレート(1,400円・1日10食限定)」。自家製ピクルスやスープなどがつく。セットドリンクのコーヒーは盛岡市にある「Nagasawa COFFEE」のコーヒー豆を使用。
  • 久慈市山形村短角牛のランプの表面をさっと焼いたあと、余熱で火を通す。
  • サラダは、地元産の野菜をメインに使用。ドレッシングも手作りだ。
スタッフの青松智子さん(左)とシェフの藤原尚子さんの同級生コンビで店を切り盛りしている。
世界の武道家から選ばれる純国産剣道具メーカー「七星」とのコラボレーションから生まれた「HIBIKI」オリジナルキャンパストートバッグ。大2,200円、中1,650円、小1,100円。
  • ■Shop Data
  • ■岩手県久慈市巽町1-32
  • ■TEL 0194-52-8460
  • ■営業時間/火〜日曜11:30〜14:30(L.O.14:00)、火〜土曜18:00〜19:30(L.O.19:00)
  •      ※夜はテイクアウトのみ
  • ■定休日/月曜(祝日の場合は翌日休み)
  • https://www.hibikishokudo.com

■No.03
StAND hibiki

“久慈„が詰まった地産地消バーガー

列車の待ち時間に“立ち寄り„カフェ

 「HIBIKI SHOKUDO」の2号店。久慈駅前にある複合施設「久慈市情報交流センター YOMUNOSU」にあるため、図書館の利用者や、列車やバスを待ちながら利用する人の姿が見られる。
 お勧めは、久慈特産のほうれん草を練り込んだバンズを使ったハンバーガー。短角牛やシイラ、レタスなど、挟む具材もほとんどが地元産だ。ファーストフード感覚で、地元の食材をおいしく楽しみたいときに立ち寄りたい1軒である。

久慈沖で獲れたシイラのフライを挟んだ「北三陸フィッシュバーガー(500円)」。タルタルソースには自家製ピクルスを使用。
女性に人気の「南部小麦のワッフル」。店内飲食はワッフル2枚アイス・ベリーのせ(550円)、テイクアウトは単品(200円)となる。「ナガサワブレンドコーヒー」は350円、セットになると50円引き。
代表の青松慶一さんとスタッフの馬内広斗さん。「久慈では恐竜の化石が発見されているんですよ」と地元をPR。
「HIBIKI SHOKUDO」はファミリー向けに対して、「StAND hibiki」は学生も気軽に利用しやすいようにとカジュアルなメニューにし、手頃な値段にしている。
  • ■Shop Data
  • ■岩手県久慈市中央3-58 久慈市情報交流センター YOMUNOSU 1F
  • ■TEL 0194-52-7701
  • ■営業時間/火〜金曜11:00〜18:00(L.O.17:30)、土日曜・祝日10:00〜17:30(L.O.17:00)
  • ■定休日/月曜(祝日の場合は翌日休み)
  • https://www.hibikishokudo.com

No.04
喫茶モカ

久慈で半世紀
老舗喫茶のナポリタン

昔ながらのシンプルな味わい

 「昭和の喫茶店ブームのとき、この通りに10軒も喫茶店があったんですよ」という店主の樋澤正明さん。今は「喫茶モカ」のみだ。
 その当時より名物なのが「たまごサンド」と「ナポリタン」。ナポリタンが人気の理由は、「麺の食感とシンプルな味付け」にあるという。麺は固めに茹でて一晩寝かせることで、麺の中がもちもちとした食感になり、ソースとの絡みも良くなる。小学生には胡椒を少なめにする気遣いも。
 「50年前と何ひとつ変えてないよ」と樋澤さん。いつ来ても安心できる味が愛されるもうひとつの理由かもしれない。

創業時から人気の「ナポリタン(600円)」。ドリンクセットの場合は780円。
「ナポリタン」と二枚看板を張る「たまごサンド」。オーロラソースを塗ったパンに厚焼き玉子を挟んだもの。ピクルスの代わりに漬物を添えている。
レトロな店内。壁には「喫茶モカ」の「たまごサンド」を愛する有名人のサインが飾られている。
調理はご主人の樋澤正明さん、ドリンクや配膳は奥さんのあけみさんが担当。二人三脚で、ときどきケンカしながらやってきたと笑う。
  • ■Shop Data
  • ■岩手県久慈市本町1-20-20
  • ■TEL 0194-52-0677
  • ■営業時間/11:00〜18:00
  • ■定休日/水曜

No.05
cafe soramame

古民家カフェで味わうランチ

昭和テイストの
カレーに心が和む

 久慈市山根地区にあるカフェ。数年前に「YAMANECO COFFEE LAB」の田端涼輔さんが古民家をリノベーションし、現在は佐々木智子さんがカフェを営んでいる。
 ランチは「山根の人たちに気軽に来てほしいから」と、家庭の温かい味を残しつつ、カレーの隠し味にバナナを使うなど、佐々木流アレンジを加えている。カフェメニューも充実しているので、気軽に立ち寄ってみては。

季節で野菜のトッピングが変わる「蒸し鶏チーズカレー(デザート付き・750円)」。冬はサツマイモが多い。コーヒーは「欅」と「桂」があり、各250円。
「うきうきだんご(350円)は、たかきび粉と白玉粉を使ったお汁粉。
「山根の人たちに支えられてきた」という店長の佐々木智子さん。
山里にある「cafe soramame」。山根地区は名水の里として知られ、店の前にも澄んだ川が流れている。
  • ■Shop Data
  • ■岩手県久慈市山根町下戸鎖6-22-2
  • ■TEL 050-6873-5294
  • ■営業時間/11:00〜16:00(木曜11:00〜15:00)
  • ■定休日/月・火曜 ※不定休あり
  • https://instagram.com/soramame_yamane

No.06
YAMANECO COFFEE LAB

一人ひとりのためにコーヒーを

キッチンカーで淹れるスペシャリティ

 目印は燕脂色のキッチンカー。平日はみちのく銀行久慈支店の駐車場で、休日は市外でスペシャリティコーヒーを淹れる。
 オーナーの田端涼輔さんは、生産者から焙煎、提供するまでのストーリーを大切にしながらコーヒーを淹れる。「人に個性があるようにコーヒーにも個性がある。それを楽しんでほしい」という。そして、今日もコーヒー好きのお客が待つ場所へと出かけていく。

オーナーの田端涼輔さん。地域おこし協力隊任期中に山根地区で古民家カフェをオープン。3年目からキッチンカーでコーヒーの移動販売をしている。
コーヒーは大阪で修業。注文を受けてから1杯ずつコーヒーを淹れる。
コーヒーは月替わりで5種類。1杯450円〜。時には高級豆のゲイシャが並ぶ。
コーヒーのほか、アイスコーヒー、エスプレッソ、ラテなども。
コーヒーに合うスイーツやベーグルも販売。
  • ■Shop Data
  • ■岩手県久慈市内 ※移動販売場所はインスタグラムをご覧ください
  • ■TEL 070-4412-6812
  • ■営業時間/10:00〜18:30
  • ■定休日/不定休
  • https://www.instagram.com/ryosuketabata_yamane/

カフェマップ in 久慈

個性派カフェを訪ねて街歩き。
時間をかけて訪れたい魅力の4スポットも紹介!

久慈市情報交流センター YOMUNOSU

 観光案内所と図書館がひとつになった複合施設。1階には、ドラマ「あまちゃん」で実際に使われた衣装やジオラマなどのロケセットが展示され、「あまちゃん」の世界も楽しめる。

  • ■Data
  • ■岩手県久慈市中央3-58
  • ■TEL 0194-52-7777
  • ■開館時間/9:00〜19:00
  • ■休館日/1月1日 ※図書館は月曜、12月29日〜1月3日休み
  • https://www.kuji-kankou.com/yomunosu

道の駅くじ やませ土風館

 物産館には、久慈市の特産である琥珀や地酒「福来」、菓子などが並ぶ。国内最大級の商業採掘が行われている久慈市ならではの琥珀のアクセサリーは種類が豊富。

  • ■Data
  • ■岩手県久慈市中町2-5-6
  • ■営業時間/物産館4月〜9月9:00〜19:00・10月〜3月9:00〜18:00
  • ■定休日/1月1日
  • http://dofukan.com

桂の水車広場

 久慈市街地から約20キロにある水車がある広場。広場の中心には、推定樹齢300年以上の桂の大木があり、地域の人々の崇敬を集めている。5月〜12月には月に1度程度「水車まつり」「水車市」が開かれ、豆腐田楽や手打ちそばなどの郷土料理などを楽しめる。

  • ■Data
  • ■岩手県久慈市山根町端神
  • TEL 0194-53-5281(山根六郷研究会 久慈ステーションホテル内)

久慈地下水族科学館 もぐらんぴあ

 豊かな三陸の海洋生物を観察できるほか、週末には「南部もぐり」と「北限の海女」の素潜り実演を間近で見られる。「さかなクンコーナー」もあり、さかなクンが育てた魚やイラストも展示。

  • ■Data
  • ■岩手県久慈市侍浜町麦生1-43-7
  • ■TEL 0194-75-3551
  • ■開館時間/4月〜10月9:00〜18:00、11月〜3月10:00 〜16:00 ※最終入館は30分前まで
  • ■休館日/月曜(祝日の場合は翌日休み)
  • ■入館料/一般700円、高校生・学生500円、小・中学生300円
  • https://www.moguranpia.com