「宇宙カレー」の謎に迫る? 「カレーだJミュージアム」

rakra最新号の特集「カレー推し!」で2番目に登場する、岩手・花巻の「カレーだJ」。
プライベートでも何度か通っていて「いつか紹介したい」と、出番を温めていたお店のひとつでした。

↑私の最推し「ポーク・D・カレー」(週替わりメニューとして時々登場)

私がこの店を好きだな、と思うのは「フリーダム」なところ。
沖縄やインドを放浪していたこともある店主のじろーさんのキャラクターも
「自由研究」に例えられる、枠にとらわれない(でもすごく美味しい)カレーも
どこか遠くの海の家に来たような、リラックスムード漂う店内も
とにかくぜんぶ、フリーダムでおおらかで、癒されます。

そんなカレーだJ。このたび店舗の隣に「CJM」なる場が誕生しました。

↓「CJM」とは、こういう場のようです

「ちょっとよくわからない…」という人も少なくないかもしれませんね笑
(私の解釈で)簡単に言うと「カレーだJ」のフリーダムな世界観を楽しめるスペース……かな?

ほぼすべて、大工経験のあるじろーさんがDIYで手がけたそうです。すごい!
ステージがあったり、カレーが当たる?お手製のピンボールゲームがあったり。一角には「カレーだJ」の歴史が詰まったミュージアムも設置。「じろーさんが初めてスパイスを買った時のレシート」なども展示するらしいです笑。

頭の中にある「こんなことしたい」「これをやったらおもしろそう」を、次々カタチにしていくじろーさん。あらゆることを楽しんでやってみることが、カレーづくりにもよい変化をもたらしていると実感しているようす。ならば、このCJMの完成も、じろーさんが目指している「宇宙カレー」の核心に近づく一歩かも?(「宇宙カレー」については、本誌でも触れてるのでよかったら読んでみてくださいー)

CJMは、お店が営業している時間帯なら誰でも見学OK。近々正式オープン予定で、いろんなイベントを企画しているそうです。カレーを味わうだけじゃない、フリーダムな時間と空間も楽しめるカレーだJ。日々タスクに追われてガチガチに頑張っている人にほど、身体と心を少しゆるめに行ってほしいです。

編集部:鈴木いづみ