第一回 研究レポート

「鮨とワインのペアリング研究会」三沢市のほっき貝を携えた特別ゲストも

 1月30日に開催された「鮨とワインのペアリング研究会」第一回目。会場の田清魚店肴町にとって、初めての試みとなった。イベントは、一つのテーブルに1名ずつ座り、セミナースタイルで行われた。ワインを提案するのは、アッカトーネオーナーソムリエ・松田宰さんだ。
 この日、青森県三沢市から直送する予定だったほっき貝が、大雪のため出荷が止まるアクシデントが発生。急遽、三沢市産業観光課の柿本潤さん自ら、ほっき貝を携えて参加してくれた。ほっき貝の鮨にはボルドーの白ワイン「シャトーレウール グラーブブラン 2015」をペアリング。ほっき貝の味を知る柿本さんも、ワインとの融合に思わず唸った。他にも参加者は、ガリにスパークリングワインを注いだり、カツオをマスタード醤油にディップしたりと、新感覚の鮨を楽しんだ。鮨ネタに合わせて、数あるワインの中から1本をセレクトする松田さんの舌は、圧巻。思いもしなかったワインとのマリアージュが繰り広げられた。
そして、次回。他のペアリングも試みるという。まだまだ研究生は募集中だ。