宮古ならではの冬の味「真鱈」を味わう

真鱈の水揚げ本州一を誇る宮古市。
鮮度の良さを生かした料理が提供されるため、遠方からもわざわざ足を運ぶ食通もいる。

手前から「タラの昆布じめにぎり(220円・税込)」「たらきくの天ぷら軍艦(330円・税込)」。夜のメニューは「寿司会席(3,300円・4,400円・5,500円、税込)」のみ。仕入れで握りの内容が変わる。前日までに要予約。

自慢は鮮度の良さ今だけの味を楽しむ

 「宮古の真鱈は、刺身で食べられるほど鮮度が良い」といわれる。その理由は、漁獲から出荷までの時間が短いからだという。沖合底曳網の漁船が出港するのは午前2時から3時頃にかけて。漁を終えた漁船が戻るのが午後1時ごろで、すぐに水揚げが始まる。そのため、その日のうちに岩手県外へ出荷することも可能である。もちろん漁船でも低温で管理するなど品質保持も徹底されている。
 1年を通して真鱈は水揚げされるが、旬は冬から春にかけてだ。地元では「きく」または「たらきく」と呼ばれる白子は、12月から1月にかけてが最もおいしい時期となる。鮮度が良いため、家庭では気軽に刺身で食べられるという。そのほか、鱈汁も食卓に上ることが多い。飲食店でも、「鱈鍋」が季節を代表するメニューとして登場する。地元ならではなのが、寿司店の「真鱈の握り」や「白子の軍艦巻」だ。今の時期だけのメニューのため、旬の味を求めて遠方からのお客も。
 現在、宮古市と田野畑村では、真鱈のおいしさを堪能できるイベント「宮古の真鱈グルメフェア」を開催している。地元のならではの真鱈料理を堪能しに出かけよう。

贅沢に握りで堪能する 若尾寿司 wakaozushi

 創業37 年、若き店主が腕を振るう寿司店。宮古港に水揚げされた魚介を使った旬の料理が味わえる。メニューは店主おまかせの「寿司会席」のみだが、事前に予約すれば、「タラの昆布じめにぎり」や「たらきくの天ぷら軍艦」が味わえる。
  • ●岩手県宮古市向町5-17
  • ●TEL 0193-62-8042
  • ●営業時間/テイクアウト8:00〜18:00、食事18:00〜21:00(前日までに要予約)
  • ●定休日/月曜

冬の定番「鍋」で愉しむ 蛇の目本店 janome honten

 宮古駅前にある「蛇の目本店」。真鱈の刺身やフライ、たらきく(白子)の刺身や天ぷらなど、真鱈料理が豊富。「たら鍋」は、真鱈や鮭やホタテなどの魚介、さらに里山の幸が具沢山でボリューム満点!
 最後の締めに雑炊(別料金)もお勧め。鍋が煮えるのを待つ間に揚げたての「たらフライ」もどうぞ。
「たらフライ(820円・税込)」はオスの真鱈を使用し、厚切りにした白身をフライにしている。衣はカリッ、白身は熱々でふわっとして美味。
  • ●岩手県宮古市栄町2-8
  • ●TEL 0193-62-1383
  • ●営業時間/10:00〜20:30(20:00 L.O.)※要問い合わせ
  • ●定休日/水曜

上質なスポーツセダンで行く三陸の旬を味わうドライブ旅

レクサスの上質なスポーツセダンに乗って、大人の休日旅へ。
向かうのは、三陸の名勝・浄土ヶ浜を眼前に望む上質なホテル。
地元の食材を知り尽くした料理人が腕を振るう、旬の味を求めて。

■ 使用車両/レクサスIS300h

今年11月にビッグマイナーチェンジしたI Sは、流れるようにシャープなデザインが目を引くスポーツセダン。走行シーンに合わせて最適なギア段を選択するアダプティブ制御と、レスポンスの良さを極めたハイブリッドシステムによって、安定感のある快適な走りを実現。

洗練されたデザインと走り心地を追求

 晩秋のある晴れた休日。ぱきっとした青空と澄み切った空気に冬の匂いが漂う。絶好のドライブ日和に向かうのは三陸・宮古市。沿岸に位置する同市は、海の幸はもちろん、山の幸も豊富。そんな地元食材をふんだんに使った絶品料理を提供するホテルが、浄土ヶ浜を見渡せる抜群のロケーションにあるというのだから、訪ねないわけにはいかない。
 乗り込んだのは「レクサスIS300h」。流線的で上品かつスポーティなデザイン。滑らかな走りだし、アクセルを踏み込むと吸いつくような走りで安定感があり、心なしか気持ちも高揚する。走行性能にも優れ、勾配やカーブの多い道中、こちらの意図が忠実に伝わり、車を「操っている」感覚があった。上質なデザインや乗り心地の良さも相まって、盛岡から宮古までの中距離ドライブはどこまでも快適で、あっという間に宮古に到着した。

  • 勾配やカーブのある山道での走行もスムーズ。
  • インストルメントパネルは水平基調のすっきりとしたデザイン。

地のものを美味しく楽しく食べてもらう
そのために心を尽くす

地元の旬のものを一番いい状態で食べてほしい

 今回お邪魔した「浄土ヶ浜パークホテル」は、その名の通り、三陸復興国立公園内にある景勝地、浄土ヶ浜を眼下に望む高台に建つホテル。絶景を満喫しながらいただく、地元の新鮮な海の幸、山の幸。大人の休日旅にはぴったりの場所だ。
 こちらで総料理長を務めているのが久坂正夫さん。同ホテルの料理人になって約30年。長年培ってきた食材の知識と経験によって、美味しさを最大限に引き出す料理を提供しつづけてきた。地元漁協との深い絆によって、より新鮮な素材が手に入るのも強みだ。

  • 旬魚とムール貝、あさりのアクアパッツァ。
  • 岩手・花巻の白金豚のグリエ。
新鮮な魚介は、シンプルな味付けの鉄板焼きで。
  • 地元で捕れたホヤやめかぶなどを使った珍味。
  • 総料理長自らお客さまの目の前で寿司を握ることも。
久坂さんが料理人を志したのは、小学生のときに漁師である両親のためにおむすびをこしらえたことが始まり。誰かに喜んでもらう嬉しさを知ったのだとか。

 大切にしているのは食材に手をかけすぎないこと。「県外や遠方からのお客さまには、新鮮な地元の食材をあまり手を加えずにお出ししますが、逆に、地元のお客さまには、違う調理方法でお出しして、新しい食べ方や美味しさに気づいてもらいたい」と、久坂さん。真崎わかめのしゃぶしゃぶや鱈の大鍋料理、殻付きウニの食べ放題など、季節ごとの楽しいメニュー展開も好評で、「◯◯を食べたい」といった要望にもできる限り応えているという。
 根本にあるのは、お客さまを喜ばせたいという純粋な思い。「旅行で来てくれた人に、『美味しかった』『楽しかった』と思ってほしい。そのためにできることはやりたいですよね」と、にんまり笑う久坂さん。楽しんでおもてなしをしているのがひしひしと伝わってくる。
 その時季しか味わえない旬の美味しさを、ありのままいただく贅沢。それを味わうために、また陽気な料理人に会うために海を目指すのも悪くない。いかなる季節や場面でも、ドライバーに絶えず寄り添ってくれる新しいレクサスとなら、どこまでも行ける気がする。

■ 取材協力

浄土ヶ浜パークホテル

岩手県宮古市日立浜町32-4
TEL 0193-62-2321

 


浄土ヶ浜をバックに上品なシルバーのボディが映える。

レクサス盛岡

岩手県盛岡市東仙北2-15-25
TEL 019-631-3237

レクサス秋田

秋田県秋田市川尻町字大川反233-247
TEL 018-888-0155

https://lexus.jp


豊かな自然の恵みを目でも舌でも味わえる

白い岩肌と透明度の高い海の青とのコントラストが美しい宮古の景勝地、浄土ヶ浜。
その麗しい情景を眺めつつ、新鮮な地元食材を使った料理を満喫できる
「浄土ヶ浜パークホテル」で、自然の活力をいただく旅を。

ため息の出る美しい景観と素材を生かした地元の味

 「浄土ヶ浜パークホテル」は、宮古を代表する名所、浄土ヶ浜の絶景を眼下に望む高台にあるホテル。圧倒されるような眺望は、ここでしか味わえない最高の贅沢だ。
 それと同時に、訪れる人を魅了しているのが、地元の旬の食材を使った料理の数々。春のわかめ、夏のウニ、秋のサケやサンマ、冬の鱈、アワビや毛ガニ――。海の幸が豊富なのはもちろんのこと、宮古は松茸などのきのこ類や山菜といった山の幸にも恵まれている。こういった地場のものに加え、県内のブランド牛である短角牛や前沢牛、白金豚など、この土地ならではの形で提供される四季折々の料理を求めて、全国各地から足を運ぶ人も多い。
 これからの時季、楽しみなのが宮古の冬の味覚、毛ガニだ。旬を迎えてたっぷりと身の詰まった毛ガニは、シンプルに蒸してもよし、釜めしにしたり、すり身にして鍋に入れたりと、食し方も多様。濃厚なカニ味噌と合わせて食べるのもたまらない。浄土ヶ浜パークホテルでは、毛ガニ付きのプランを提供している。

極楽浄土のごとき絶景を心ゆくまで堪能

海側の客室からは宮古湾が見渡せる。建物全体が赤松林をはじめさまざまな木々に囲まれており、窓からの眺めに季節の移ろいも感じられる。
  • ビューバスの付いたワンランク上の客室もある。

 これからの時季、楽しみなのが宮古の冬の味覚、毛ガニだ。旬を迎えてたっぷりと身の詰まった毛ガニは、シンプルに蒸してもよし、釜めしにしたり、すり身にして鍋に入れたりと、食し方も多様。濃厚なカニ味噌と合わせて食べるのもたまらない。浄土ヶ浜パークホテルでは、毛ガニ付きのプランを提供している。
 また、好きなものを好きなだけ食べられるビュッフェスタイルも人気で、夕食は職人が目の前で寿司を握ってくれるライブキッチンが楽しめる。今年の7月にリニューアルしたばかりの朝食ビュッフェには、新鮮な海の幸を味わえる海鮮丼が加わり、好評を得ている。
 シェフが目の前で焼く和牛や海鮮を楽しめる鉄板焼きプラン、ゴルフの1プレイ付きプランなど、さまざまな特典付きプランが用意されており、目的や好みに応じて自由に選べるのも嬉しい。
 雪に覆われた冬の浄土ヶ浜の景色もまた格別。滋味深い料理に舌鼓を打ちながら、絶景を思う存分眺めるというのも、贅沢な休日の過ごし方ではないだろうか。

人気の夕食ビュッフェでは、旬の食材を使った絶品料理を食べ放題で楽しめる。
  • 岩手の高級和牛、短角牛や前沢牛の鉄板焼きプランは人気のディナーコース。
  • 朝食ビュッフェは和洋それぞれ多様なメニューに加え、イクラ取り放題の海鮮丼が仲間入り。
館内で着用する浴衣と帯を自由に組み合わせて選べる有料オプション( 1 , 5 0 0 円)も。女子旅や母と娘の旅行など、楽しみが増えそうだ。オリジナルの巾着袋付きも嬉しい。

浄土ヶ浜パークホテル

岩手県宮古市日立浜町32 - 4 TEL 0193 - 62- 2321 宿泊料金/一泊二食付き12,000円〜(税別) (2名1室利用・1名様の場合) ※2月4日〜2月28日までの期間は、 夕食は和食膳となります。

https://www.jodo-ph.jp/