オープントップバスで「奥入瀬渓流」を駆け抜ける

rakra107号特集掲載、「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」の取材で、
「渓流オープンバスツアー」による奥入瀬渓流の新たな楽しみ方を知りました。

うだるような暑さの中で進めた、107号の取材において、この体験は格別のものでした。
青森屈指の涼スポット「奥入瀬渓流」の渓流に沿った道路を、屋根のないオープントップバスで走り抜けた爽快感ときたら!

このツアーは、東京で2階建てオープントップバスツアー「スカイバス東京」を展開する「日の丸自動車興業株式会社」に、星野リゾートがコロナ禍だからこそできる新たな取り組みとしてツアーを提案し、地元のバス会社「十和田観光電鉄株式会社」とも協力しながら、昨年から実施されているものだそう。
青森に住んでいると2階建てバスに乗ること自体が珍しく、乗り込むだけでもワクワクしてしまいます。

写真:油野純平

2階からの目線はとても新鮮。木々の葉っぱも道路標識も、手が届きそうな位置にあって、まるで巨人になったかのような気分です。その高さから360度見下ろす奥入瀬渓流の絶景は、何度も訪れていても見たことのない、初めての景色でした。

写真:油野純平

ツアーのガイドを務めるのは、奥入瀬渓流ホテルのアクティビティ担当スタッフ。奥入瀬の森のことを熟知していて、いろいろなことを教えてくれます。奥入瀬渓流約14キロの見どころが網羅されていて、撮影スポットではバスを停車させてくれるのも嬉しいところ。

写真:油野純平

走行中に受ける風は想像以上の、楽しいアクティビティ。マイナスイオンたっぷりの空気を身体中に取り込んで、開放感に満たされたひとときでした。
グリーンシーズンのほか、これからの紅葉時期に、紅葉狩りを楽しみながら十和田湖でシャンパンを味わう「紅葉プレミアムオープンバスツアー」もおすすめとのことです。
気になったら、ぜひホームページをチェックしてみてください。

https://www.oirase-keiryuu.jp/

ライター:井藤雪香