
rakra 編集室がある岩手県盛岡市には、北上川(きたかみがわ)が流れています。盛岡市より北にある「弓弭の泉(ゆはずのいずみ)」を源泉とする北上川は、岩手県の中央を北から南へと流れて宮城県に入り、やがて太平洋へと注ぎます。また、その川沿いは「南部富士」岩手山や桜の名所である北上展勝地(きたかみてんしょうち)などの豊かな自然が広がるエリアとなっています。
そんな北上川の流域「北上川Valley(バレー)エリア」に、ものづくり企業が集まっていることをご存じですか? ふだん何気なく使っている自動車、半導体、医薬品・医療機器、電気・水道といったライフラインなどに、北上川Valley エリアでの「ものづくり」が関わっているのです。

このエリアから生み出される製品は全国に、そして海外にも出荷されているため、岩手に居ながら、世界を見据えた大きな目標を掲げて仕事に励む人たちが暮らしています。また、スマートシティ・society5.0の社会を支える製品をつくる企業では、新しい時代を支える人材が求められています。
※スマートシティとは、諸課題の解決や新しい価値の創造を先進技術で行う、持続可能な都市や地域のこと。society5.0(ソサエティごーてんぜろ)とは、情報社会(4.0)に続く、仮想空間と現実空間を高度に融合させた人間中心の社会を指します。
岩手県や県央・県南16市町では、この「北上川Valley エリア」を、自然・文化・産業・人――すべてが調和する「日本のシリコンバレー」にしようと、さまざまな施策を行っています。また新規に「そこで働こう」と決意した人たちの挑戦を後押しする、子育て支援やU・Iターン支援などの制度も整っています。
「いい仕事」と「いい暮らし」の両立が実現する「北上川Valleyエリア」で、今こそ、あなたの知識や経験を活かしてみませんか? さらに詳しく知りたい方のために、「北上川Valleyエリアガイドブック」デジタルパンフレットをご用意しています。登録不要で閲覧いただけますので、ぜひご利用ください。